あなたの側にいますか?
今日はうつ病など心の疾患の方が身近にいるという方向けの内容になっています。
前回の記事で、誰かに相談できる人、そうではない人と2パターンのタイプがいるという内容を書いています。
その2パターンの方それぞれの対応の仕方について、私の個人的な意見ではありますがお伝えしたいと思います。
【相談できる人の場合】
たくさんの不安やイライラをぶつけてくることがあるかもしれません。それに対して理不尽さや理解できないと感じることもあるでしょう。でも、理不尽なことは自分でも分かっています。不本意なことで、あとから申し訳なさを感じ猛反省をしています。
大切な人に当たってしまった…とさらに落ち込む人もいるのではないかと思います。
そういう時は、イライラに対してイライラで返すのではなく、当たられる側も辛いかもしれませんが訴えを受け止め、傾聴することが一番です。
"傾聴"ということがポイントです。
アドバイスをしたり、指摘することは逆効果になることもあります。ただ、相手の方のお話をしっかり聞いて、肯定してあげてください。
大変だったね。辛かったね。その言葉だけで十分です。また、言葉でなくても抱きしめるなど、その人に触れるということだけでも安心感を与えることができます。
【相談できない人の場合】
きっと人前では明るく、何事もないように振る舞っているはずです。どれだけ身近な人であってもです。これを笑顔うつというようですが、そうであってもやはり気分が落ち込んだり、1人で泣いていることもあるはずです。
近くにいれば、少しの表情や態度でその日の調子が分かる方もいるかもしれませんが、できれば隠したいとその人は思っています。
もしくは、言いたくても言えないと悩んでいます。
ただ、言えない人の中にも2パターンあると思っています。
察して聞いてくれれば話せるタイプ、何事もないように普段通り接してほしいタイプの2つです。
なかなか難しいと思われるでしょう。
何かあった?と聞いた時に、どういう返しをしてくるかで決めるといいと思います。
言えないけど言いたいという人はその言葉で言いやすくなります。言えない人からすればこれほど嬉しい言葉はないでしょう。
一方、言いたくない人の場合は何でもないと言うはずです。そう言われたらその人はまだ言えるタイミングではないということです。言えるまで待ってあげてください。
だからといって気を使ったり、何もないのかで終わらせるのではなく、どこか一緒に出かける、美味しいものを食べるなど気分転換を一緒にするといいと思います。
何気ない話をして一緒に笑うこと、楽しむことそれが大事なことなのです。
どう対応すればいいのか…と悩んでいる方に少しでも参考になればと思います。