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そもそも、うつ病・不安障害って何?

最近ではネット情報も普及しており、ご存知の方は多いかと思いますが、今日はうつ病と不安障害について少し説明しようと思います。

うつ病

うつ病は15人に1人が経験したことがあると言われているほど、日本人には多い病気です。

日本人は真面目でという性質もあることから多いのかもしれません(個人的意見ですが…)。

症状としては

・気持ちが落ち込む

・今まで楽しかったことが楽しいと感じない

・イライラする

・死にたいと思う

・食欲不振、体重の減少

・眠れない

・集中力、記憶力の低下

など、心や身体に様々な症状が現れます

 

【不安障害】

不安障害の方がうつ病に比べて聞き慣れないかと思うので、少しこちらの方を詳しく説明します。

最近では、HSPというのをよく聞くようになりました。これは病気ではなく、環境や刺激に対して敏感な"気質をもっている''という意味で感受性の高い人と言われています。なので不安障害とは少し意味合いが変わってきます。

不安障害は大きなくくりとされ、その中に全般性不安障害パニック障害、脅迫性障害、社会不安障害など人によって様々あります。

(私の場合はパニック障害、脅迫性障害でした)

症状としては

・動悸がする

・息切れがする、息苦しさを感じる

・汗が出る

・吐き気

・めまい、ふらつき

などで、これらの症状は過度な心配や緊張、恐怖にによって引き起こされ、それにより生活に支障が出ることを不安障害といいます。

なので、人によって苦手な場面やストレスのかかることなど症状の出る場面は様々です。

私の場合で説明すると…

・仕事の日の起床時

・仕事に行く道中

・他人に聞かれている状態で電話や話をする

・人に見られている中仕事をする

・人前で発表をする

・運転中(事故を経験したため)

上記の場面では動悸、息苦しさがありました。

また、私には脅迫性障害もあり

・忘れ物がないか、予定に間違いはないか、間違ったことを人に伝達していないかなどを何回も確認する(特に仕事関係)

といった症状がありました。何度確認をしても大丈夫だと確信するまでは、ものすごく不安で仕方がありませんでした。

私の場合は仕事でのストレスが大きかったのですが、人それぞれ学校や家庭環境、人間関係などによって症状の出方は様々あるかと思います。

 

このように目には見えないことなので、本人にしか分からない辛さもたくさんあります。

普段は普通に過ごしているから本当に病気なのかと思われる方もいるかもしれません。

私自身、他人には理解しづらいのだなということを重々経験してきたからこそ、多くの人に知ってもらいたいと思います。